受水槽の点検にはマンション住人が立ち会うことが大切だ。役員にマンションが手当てを出してでも立ち会うべきである。さらにマンション住人でやせ型の人がタンクの中に入り、水に溶けないマジックでタンクの壁にいたずら書きをする。そのいたずら書きをした壁をバックに写真をとれば、我がマンションの受水槽であることが確認できる。信用を逆手に取る管理会社もあることをマンション住人は知るべきである。最後に絶対確認すべきことがある。地域の保健所に行き、新たに受水槽に入れられた水は飲料水に適していることを保証する印鑑をもらうのだ。そしてその書類を役員が責任を持って掲示板に張り出すべきである。一つ一つの点検業務に真剣に取り組む姿勢をマンション住人に望みたい。一戸建て住居の近くには税金で公園が作られる。マンション住人にも安らぎと憩いの場所が作られる。もちろん一戸建てと違い、税金などは使えない。だがマンション住人にも憩いの場所は必要である。マンションのまわりや敷地内に草木や花を多く掲載したパンフレットで、マンション入居の宣伝をするデベロッパーも少なくない。ここでマンション住人が気がつかなくてはいけないのは、入居時に美しい草木や花に囲まれていても、時が経つと去年生えていた草が生えてこなかったり、去年咲いていた花が今年は咲かなかったりすることである。マンションの入居時に渡される管理規約をここで確認することが大切である。「入居時にあった草木と花の維持と管理の継続を約束する」と書いていない管理規約だと、だいたいの日本の管理会社は無視をする。無視されて半年一年と経過すると、周囲は枯れた木と枯れた草ばかりの安っぽいマンションに成り下がってしまう。だからこのことは間違いなく入居時に確認すべきだ。その憩いの場所を維持するために、マンション住人は莫大なお金を使っている。


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